Anker(アンカー)モバイルバッテリーを新旧で比較!買換え検討中の方は必見です
モバイルバッテリーの急速なブーム
モバイルバッテリーの需要が高まった背景には、スマートフォン使用者が急激に増えた事があります。2010年頃からiphoneをはじめとしたスマートフォン利用者が増え、音楽・ネット検索・ゲーム等全てをスマートフォンで行えるようになりました。しかし消費電力が激しいため、頻繁にバッテリー切れが起きて悩む方々が増えました。
ちょうどその時期に、モバイルバッテリーのメーカーAnker(アンカー)が登場しました。Ankerといえば、2012年に発売したAstro3Eが当時驚きの10000mAh(iphone4なら充電約4回分)の容量を持ち、さらに価格は2000円前後で手に入れる事から話題になりました。ただ重さは241gで少々重かったです。
それでも魅力に感じて購入する方がたくさんいました。今でも使い続けている方が多いみたいですが、そろそろ寿命を迎えて買換えを考える時期かと思います。
そこで今回は2012年から現在までにモバイルバッテリーは変わったのか、新旧のAnker製品を比較してお伝えします。最新Anker製品の買換え前の参考にしてください。
新旧のモバイルバッテリーを比較
Anker(アンカー)について
今回比較するモバイルバッテリーのメーカーは「Anker(アンカー)」です。Ankerといえば、2017年12月1日発表の「Amazonランキング大賞 2017(年間ランキング)」にて、
- 【携帯電話・スマートフォン総合】
- 【バッテリー・充電器】
- 【スマホアクセサリ】
- 【ポータブルスピーカー】
上記4部門で1位を獲得しました。モバイルバッテリーといばAnkerですね。
比較対象の製品
比較対象について、まず旧型製品はAstro3E。バッテリー容量10000mAhです。
Anker(アンカー) Astro3E【旧型】
- サイズ:142 x 72 x 16mm
- 重量:241g
- 容量:10000mAh
- 入力:DC5V / 1A
- 出力:DC5V / 3A x 2(最大で合計3A)
- USBポート数:2つ
- 高速充電:-
対して、新型製品はPowerCore 10000。旧型と同じバッテーリー容量は10000mAhです。
(新型)Anker(アンカー) PowerCore 10000【新型】
- サイズ:92 x 60 x 22mm
- 重量:180g
- 容量:10000mAh
- 入力:DC5V / 2A
- 出力:DC55V/2.4A
- USBポート数:1つ
- 高速充電:「PowerIQ」と「VoltageBoost」を採用
【製品比較】重さについて
PowerCore 10000ですが、実は2018年現在10000mAh以上のモバイルバッテリーの中で“世界最小&最軽量”なのです!Amazonの説明文では「卵3つ分ほどの重さ」と謳われています。凄く軽いですね!Astro3Eはバッグに入れておくとズッシリした重さを感じますので、PowerCore 10000の方が断然持ち運びが楽です。参考にですが、iphone8が150g、8Plusが約200gなのでちょうど中間の重さになります。
【製品比較】性能について
PowerCore 10000にはAnker独自技術の「PowerIQ」と「VoltageBoost」によって、全てのスマートフォン機種に対して最大2.4Aの急速充電を実現します。ここでお気づきかと思いますが、Astro3Eは3Aなので旧の方が勝っています。
Astro3EはUSBポートを2つ(Android専用/iOS専用)設けて、それぞれのOSに適した充電方法で充電することが出来ます。ただし2台同時接続した場合、2台合わせて最大3Aまでなので、1台に供給される電力が少なくなります。
また、最近では充電量を大きくしない方がバッテリー寿命に良いとされているため、Anker(アンカー)ではこの数値が最も適切と考えたのでしょう。ちなみにPowerCore 10000の入力は2Aなので、自分自身を充電する速度は性能アップしています。
おわりに
今回紹介したPowerCore 10000ですが、実は既にPowerCore 10000Ⅱが発売しています。最新ではなかった(うっかり)。しかし最新Ⅱでさらに機能向上していますが、従来よりも重量が増えています。そのため”世界最小&最軽量”はⅡに引き継がれていない状況です。
Anker(アンカー) PowerCore 10000Ⅱ
- サイズ:96 x 62 x 22mm
- 重量:195g
- 容量:10000mAh
- 入力:5V⎓2A, 9V⎓2A (PowerIQ 2.0入力)
- 出力:5V⎓3A, 9V⎓2A, 12V⎓1.5A (PowerIQ 2.0出力)
- USBポート数:1つ
- 高速充電:PowerIQ 2.0を採用
PowerIQ 2.0はAnker独自の最大18Wまでの入出力に対応した次世代充電技術であり、他に類を見ない充電スピードを提供します。接続機器の充電プロトコルに応じて、最適な電流を流します。
モバイルバッテリーなので、多くのユーザーが真に求めている軽さ・容量を考えると、まだ主力はPowerCore 10000なのかもしれません。今後もどこまで軽く持ち運びやすくなるか注目しておきましょう。