登山用ブーツ入門者向け20選!険しい山道への準備対策に
登山には絶対に必要な物が数種類あります。特に登山用ブーツは”登山の3種の神器”といわれ、絶対に持っておかなければなりません。今回は登山用ブーツがどのような靴なのか説明し、特にオススメしたい登山用ブーツを20種類ピックアップします。時に山は危険を伴う場所です。専用ブーツを準備して楽しい登山にしましょう。
登山3種の神器” 「ブーツ」は重要
登山靴、レインウェア、ザック…登山3種の神器を手にすることで、初めて登山道へ踏み入れられます。その中でも登山ブーツは快適な歩行感を得られるだけでなく、怪我を予防したり体力消耗を抑えたりする役割を果たす重要なアイテムです。登り始めの木々のにおい、森林限界を超えた頃に耳元を過ぎていく風の音、頂上付近の高揚感など…楽しい思い出を持ち帰るには、無事に帰宅するのが絶対条件です。帰宅できたとしても体調を崩せば辛かった記憶にしかなりません。
登山用ブーツは2種類
登山ブーツには2種類あります。用途に合わせて使い分けることで、快適な歩行感を得られます。
ハイキングシューズ
ハイキングシューズは低山や里山散策に適した登山用ブーツです。比較的に平坦で荒れていない路面を快適に歩行できます。ハイキングでは土や砂利はもちろん、舗装路を歩くこともありますので、足首の動きを制限しないハイキングシューズがおすすめです。現地まで電車でアクセスする場合でも違和感が少ないですし、トレッキングシューズへステップアップするための街中トレーニングにもいいですね。ソールは登山ブーツと同じですので、街中のタイル張り路面で滑りますのでご注意ください。
トレッキングシューズ
トレッキングシューズは標高差がある土、砂利、岩場が多い登山道での歩行で疲労を軽減してくれます。トレッキングシューズは足首をしっかりと固定する仕様になっており、ソールはかなり硬くなっています。不安定な路面では足首がぐらついて無駄な筋力を使ってしまいます。日常動作ではつま先を使って地面を蹴りますが、登山道で長時間つま先を使って地面を蹴ると足の裏に疲労が溜まります。トレッキングシューズは足の動きを制限することで疲労を蓄積しないようになっていると考えましょう。
登山ブーツの選び方
フィット感が大事
登山ブーツの選び方で需要なのはフィット感です。高価だから疲れない…安価だから疲れやすい…そう思わず、客観的にトレッキングシューズ選びをしましょう。足の形は人によって違いますし、時間帯やコンディションによっても変わります。タイミング的には仕事帰りの疲れた足で登山用品店に向かうのがおすすめです。疲れていない足に丁度いい登山ブーツは時間が経つにつれて窮屈になってしまいます。試着の際はメーカーを限定せず、サイズも小刻みに試しましょう。メーカーによって木型が違いますので、サイズ以上に大きく、または小さく感じることもありますね。足を通し、先につま先を当てて、人差し指が一本入るくらいの大きさがジャストサイズ。小指の当たり具合、甲の感触、土踏まずの位置も確認しましょう。足の全方向で内装がごく軽く当たっているのがいいですね。大き目のトレッキングシューズは足が中で動きますし、小さめのトレッキングシューズは窮屈で疲れてしまいます。休憩時にトレッキングシューズを脱ぐ可能性もあるので、シューレースの余裕や脱ぎ履きのしやすさもチェックしましょう。
登山用ブーツ20選
caravan(キャラバン) トレッキングシューズ C 1_02S
キャラバンのC 1_02Sは落ち着いたオーソドックスなデザインに人気があります。国内メーカーですのでサイズや品質に安心感がありますね。透湿防水素材としては信頼と実績があるゴアテックスが採用されています。
MERRELL(メレル) ミッド ゴアテックス ワイドワイズ J87701W
メレルのJ87701Wは幅広な日本人の足にもフィットしやすい3Eサイズ。足に馴染みやすいので、選び方で失敗しにくいハイキングシューズだといえます。つま先部の強度に評判も上々ですね。快適なゴアテックス防水なのもおすすめポイントです。
MERRELL(メレル) カメレオン5 ストーム J39931
メレルのカメレオン5ストームJ39931はカジュアルシューズと見間違えるほどのデザインが魅力です。深さがあるので安心感の高いハイキングシューズだといえますね。ハイキングはもちろん、休日の長距離散歩にもおすすめです。
caravan(キャラバン) C6_02 0010602
キャラバンのC6_02 0010602は夏山に適したトレッキングシューズです。軽量ですので体力の消耗を防いでくれます。インソールボードは初心者でも馴染みやすいエクストラライトフレームが使用されています。
MERRELL(メレル) モアブ ミッド J87311
メレル モアブ ミッドJ87311はモアブのミドルカット版ハイキングシューズです。ソールは比較的に柔らかく、足首のホールド感も緩やかですので自然な履き心地を得たい人におすすめです。
HSFEO トレッキングシューズ
HSFEOのトレッキングシューズはソールが柔らかいのでタウンから低山ハイクまでで快適な歩行ができます。ハイキングシューズとしては安価ですし、レディースサイズもあります。ペアでのおそろい履きにも人気があります。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)ウルトラファーストパックミッド GORE-TEX NF01421
ノースフェイスのウルトラファーストパックミッドNF01421は軽量でありながら足首のホールド感が高いトレッキングシューズとして人気があります。何よりも履きたくなるかっこいいデザインがおすすめです。
MAMMUT(マムート) トレッキングシューズ T Aenergy High GTX®
マムートのT Aenergy High GTX? Men 3020-05570はアッパーやソールが柔らかく、慣らしをしなくても痛みを伴わないフレンドリーな夏山用トレッキングシューズです。タン(靴べろ)の圧迫感も少ないので疲労を軽減してくれるのもおすすめポイントです。
SCARPA(スカルパ) キネシス MF GTX
スカルパのキネシス MF GTXは硬めな本格的な履き心地が評判のトレッキングシューズです。日本人の足には若干スリムは印象がありますが、フィットしたときの安心感は格別です。こまめにシューレースで調整することで快適にはきこなせます。
mont-bell(モンベル) クラッグステッパー M’S
モンベル クラッグステッパー M’S?はタウンから低山ハイクまでを守備範囲にしたハイキングシューズです。甲材は丈夫な天然皮革を使用しています。ソールのグリップ感が高いのでおすすめです。国内メーカーですのでサイズの選び方で失敗しません。
Treksta(トレクスタ) エボリューション
Treksta エボリューションは比較的に軽量で汎用性が高いトレッキングシューズです。低山ハイクから夏山登山まで幅広く使え、透湿素材のゴアテックスも使用していますので初心者におすすめです。お手頃な価格も魅力的ですね。
KEEN(キーン) メンズ 防水トレッキング ターギーツーミッド
キーン ターギー2ミッドは硬めのソールにクッション性が高いインソールが人気のトレッキングシューズです。比較的に軽量で足入れがしやすいので初心者にもおすすめですが、ハードな登山にも対応するソールのグリップ感も秀逸です。
SIRIO(シリオ) P.F.46
シリオのP.F.46はタフで軽量なトレッキングシューズで、日本人の足にも合いやすい幅広なサイズが特徴です。ソールは硬めで耐衝撃性が高く、包み込まれるような安心感がおすすめポイントです。
mont-bell(モンベル) ツオロミー®ブーツ
モンベル mont-bell ツオロミー?ブーツは履きやすく、品質が高いと評判も上々です。ソールのコンパウンドが柔らかいので滑りやすい路面でもグリップ感は良好です。初心者が靴の選び方で迷ったときに選択して間違いないトレッキングシューズです。
SALOMON(サロモン) X ULTRA MID 2
サロモンのX ULTRA MID 2はミドルカットながらソールが柔らかいハイキングシューズです。カラフルなものから落ち着いたものまで、好みに合わせてカラーを選択できます。旅先でのアクティビティでも使いやすいですね。
LA SPORTIVA(スポルティバ) ボルダーエックスミッドGTX 17E
スポルティバのボルダーエックスミッドGTX 17Eはつま先までシューレースで調整できるのでフィット感を好みで調整できます。長時間の歩行でも疲労を蓄積しにくいのでおすすめです。滑りにつよいソールに人気が高いですね。
SCARPA(スカルパ) クリスタロGTX SC22090
スカルパのクリスタロGTX SC22090は硬めのソール、バランスのよさ、つま先のホールド感が良好で、ハードなトレッキングで人気があります。足首のホールド感も硬めなので、登りと下りでシューレースによる調節をして疲労感を軽減しましょう。
KEEN(キーン) トレッキングシューズ OAKRIDGE MID WP
キーンのOAKRIDGE MID WPはドライで快適な履き心地がおすすめポイント。コストパフォーマンスが高いトレッキングシューズですので初心者でも安心ですね。幅広で甲が低い人の足に合う設計になっています。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス) トレッキングシューズ Verto S3K II GORE-TEX
ザ・ノース・フェイスのVerto S3K IIは縦走登山などに対応するハードな仕様ですが、軽量で耐久性に優れたトレッキングシューズです。がっしりしていて、岩場にも強いので人気がありますね。
Zamberlan(ザンバラン) ジョラスGT
ザンバランのジョラスGTはがっしりとした安心感に評判は上々です。フィット感が高く、足首のホールドは動きを妨げない仕様になっています。岩場が多い登山道でも安定した歩行ができます。
登山後のブーツの保管について
登山用ブーツはあなたの命を守るアイテムとして捉え、登山後には必ずメンテナンスをしましょう。メンテナンスの基本はクリーニングにあります。隅々までクリーニングすることがコンディションを点検することにつながりますし、次に使うときも気持ちがいいですよね。クリーニングの方法は製品によって異なりますので、取扱説明書に従います。ソールの張替え時期がきたらショップに相談しましょう。
保管する際は購入時の箱に仕舞わず、風通しがいい場所を選びます。湿度が高い場所に保管するとカビや傷みの原因になりますよ。保管中の埃が気になるなら薄手の不織布で覆うのも効果的です。保管中でも加水分解は進みますので登山前には必ず点検し、破損箇所がないか確認する必要があります。。登山用ブーツ本体だけでなくシューレースの点検も忘れずに行いましょう。