ニーモのテントおすすめ10選！ユーザー評価が高い理由とは!?
最新テクノロジーを取り入れた近未来的テントを生み出すニーモ。他の有名アウトドアブランドと比較しても劣らず、ユーザーから高い評価を得た魅力に迫ります。そして今年はニーモのテントを買って登山に行きたい人たちのために、ニーモの大ヒット商品を中心に10選しましたので紹介します。
ニーモのテントとは
ハイスペックでありながら快適な仕様を備えたアウトドアギアを開発するため、ニーモはカム・ブレンシンガーによって2003年の4月に創業されました。ニーモは創業よりテントの開発に着手し、2年後の2005年にはアドベンチャー志向のテントを製品化。その後、Adventure Anywhereをキャッチフレーズに定めてバックパッカー向けテントの製品開発に着手したのです。
ニーモが開発するテントの多くは、ハイスペックでありながら快適な仕様になっています。コアユーザーのレビューをフィードバックし、高い技術で理想的なテントを製品化しているからです。極限下では必要最小限の仕様を備えたテントが好まれる傾向がありますが、快適さを備えていないテントでは十分な休息が摂れません。体力の低下は判断力の低下につながりますし、命を危険にさらす状況を招きやすくなります。また、ニーモのテントはレジャーレベルの使用も想定されていますので、汎用性が高いテントだといえます。
ニーモのテントが高評価の理由
ニーモのテントについて詳細をチェックします。ニーモはアメリカで開発しているため、日本での使用で支障がないかが気になりますよね。
簡単設営
ニーモのテントは
- インナーテントを広げる
- ポールをインナーテント4隅のグロメットに差し込んで立てる
- インナーテントを吊る
- フライシートをかぶせる
- ペグダウン
の5行程で設営できます。構造がシンプルですので構造さえ把握していれば設営は簡単です。インナーテントをペグダウンしてからポールを立てることもできますので、強風下でも容易に設営できます。テン場に着くころには体力を消耗していますのでありがたいですよね。
軽量・持ち運び便利
ニーモのテントは軽量でコンパクトですので、ザックにパッキングしたときに一番メリットを感じられます。軽量化に貢献しているのはテントのシート素材です。フライシートは一般的な山岳用テントとよりも薄い生地が用いられていますが、シリコンを繊維に染み込ませたシリコンコーティングリップストップナイロンですので防水性は確保されています。シームテープ処理の必要がないので剥がれの心配をしなくていいですね。
スタイリッシュなデザイン
ニーモのテントはスタイリッシュなデザインにも人気があります。連休を利用しての登山では、テン場は身を寄せるように設営されたテントで賑わいます。山岳用テントの定番とされるテントではどれが自分のテントなのか分からなくなってしまいがちですが、ニーモのテントは他と一線を画するデザインですので迷子になることはありません。前室とテント後部にガイドロープ用のループがありますので、マークを吊るのに重宝しますね。
通気性抜群
日本の登山で一番気になるのは通気性と密封性です。ニーモの山岳用テントはベンチレーションが充実していますので、インナーテント内の換気をコントロールしやすいですね。ベンチレーションはこまめに調節しやすいように、インナーテント内からでも開閉できるようになっているモデルもあります。タニシリーズなどでは出入り口のジッパーをダブルジッパーにすることで、ベンチレーション機能をしているのはナイスアイデア！インナーテントのベンチレーションも優秀で、空気の循環を促進する仕組みになっています。
広々空間
ニーモのテントは日本人が使用するにあたっては十分なレベルです。特徴は長辺のサイズにあり、一般的な山岳用テントは収容人数によって短辺のみを拡大していますが、ニーモのテントは長辺も拡大していますので、重量と相談しながら広さを選択できますね。高さは体格によっては低く感じるかもしれませんが、耐風性を考えるとまずまずな高さだといえます。前室の広さは申し分ないレベルです。テント内での調理を強いられる環境下でも、火の大きさと換気に注意すれば炊飯とレトルト食品の加熱には十分な広さがあります。
ニーモのテント！オススメ10選
ニーモの山岳用テントを紹介します。必要最小限のテントを求める場合は１人用を、快適さを求める場合は2人用がおすすめです。テントは風雨からあなたを守るだけではなく、十分な休息を得るための道具として捉えて選べば選択ミスを防げますよ。
NEMO タニLS 1P NM-TNLS-1P（1人用）
ニーモのタニLS 1Pは1人用の日本での登山を意識した山岳用テントです。重量はわずか1.16kg！ 重量を重視してサイズは必要最小限でいいという登山者におすすめです。別売りのフットプリントを使えば雨天時でもインナーテントを濡らさずに設営できますし、シェルター代わりにも使えます。
NEMO タニLS 2P NM-TNLS-2P（2人用）
ニーモのタニLS 2Pは2人用の日本での登山を意識した山岳用テントで、50L程度のザックやヘルメットなどをインナーテントに入れても快適に休息できるサイズですのでおすすめです。2人での休息では少し窮屈に感じるでしょう。テント泊では2人用を1人で使うのが一般的です。
NEMO アトム2P NM-ATM-2P（2人用）
ニーモのアトム2Pはエントリーユーザー向けに開発されたスリーブ式構造の山岳用テントで、ラインナップ中で一番バランスがいいテントだといえます。収容人数が同じ2人用のタニLS 2Pと比較すると厚手の生地を用いているので重いのですが、樹脂パーツも少ないので破損に強いテントを求める人におすすめします。
NEMO ESPRI 2P ニーモ エスプリ 前室可変タイプ（2人用）
ニーモのエスプリ2Pは、ニーモには珍しい短辺側が出入り口になっているテントです。短辺側に出入り口があるテントはインナーテント内の整理がしやすいのでおすすめです。基本的には低地用のテントですので、登山での使用には工夫が必要です。
NEMO ニーモ ホーネット 1P NM-HNT-1P（1人用）
ニーモのホーネット1Pは変形ワンポールテントで、徒歩旅や自転車・バイクでのキャンプツーリングに最適な仕様ですが、極めて軽量（0.765kg）ですので、軽いテントを求める人におすすめします。肌寒さを感じたときに備えてシュラフカバーを追加しましょう。風があるときはペグダウンしなければなりません。
NEMO ニーモ ホーネット 2P NM-HNT-2P（2人用）
ニーモのホーネット2Pはホーネット1Pのフロアサイズを拡大したテントです。2人用でも重量は0.91㎏と極めて軽量で、フロアサイズが広いので快適に休息できます。基本的には低地用のテントですが、工夫をすれば軽量さを活かした山岳用テントとして使えます。
NEMO アンディ 1P NM-ADI-1P（1人用）
ニーモのアンディ1Pはシングルウォールテントの軽量さにダブルウォールテントの快適さを加えたテントです。フロアの長辺がやや長くなっていますので、小柄な人ならインナーテント内にザックを入れられます。テント後部のベンチレーションと透湿防水素材で結露を防止しています。
NEMO アンディ 2P NM-ADI-2P（2人用）
ニーモのアンディ2Pはアンディ1Pのフロアサイズを拡大したテントです。超軽量ですがフロアサイズが広いので、行程中の疲労の軽減と十分な休息を約束してくれます。アンディ1Pよりも広くて快適で快適なテントを求める人におすすめです。
NEMO ギャラクシーストーム 2P NM-GXST-2P-CY（2人用）
ニーモのギャラクシーストーム 2Pは荷物を分け合ってのペア登山におすすめです。インナーテントウォールの立ち上がり角度が直角に近いので、2人での休息が可能です。前後に出入り口がありますので、パートナーを跨がずに出入りできますね。
NEMO ギャラクシーストーム 3P NM-GXST-3P-CY（3人用）
ニーモのギャラクシーストーム 3Pは3人で荷物を分け合っての登山で活躍します。フロアサイズは207cm×234㎝ですので、大人男女各1名と小学生までの子供1人であれば快適に休息できます。ギャラクシーストームシリーズのフレームは中央で連結されていますので設営が容易です。
まとめ
ニーモのテントのラインナップを検証すると、大まかに登山用と低地用に分けられます。低地用テントを登山で使用する際は経験に基づいた工夫を加えましょう。軽量・コンパクトで快適なニーモのテントはテント泊での休息を充実したもにのしてくれること間違いありません。