Bigsby(ビグスビー)をギターに取り付けよう!そして最高のパフォーマンスを
一部のエレクトリックギターには連続した上下音(ビブラート)を作り出すパーツ「ビブラート・ユニット」が取り付けられています。音を上下に揺らす部分を「アーム」という事から、単にアームと呼ばれることが多いです。今回は「ビブラート・ユニット」の中でも、最も有名なブランド「Bigsby(ビグスビー)」をピックアップします。Bigsbyに興味があって取り付けたいギタリストたち必見です。
目次
Bigsby(ビグスビー)とは
Bigsbyは「ビブラート・ユニット」の中で最も知名度が高いブランドです。主にGibson(ギブソン)、Gretsch(グレッチ)、Fender(フェンダー)のエレキギターに取り付けて演奏されます。機能としてはビブラートを発生させるのみですが、ライブパフォーマンスの盛り上げテクの一つに、Bigsbyが作り出すビルラートが重要になっています。
Bigsby(ビグスビー)取り付けのメリット
圧倒的な格好良さ
Bigsbyを取り付けたギターがあまりに格好よく、つい心が奪われてしまいます。カラーはシルバーとゴールド。取り付けるギターのカラーやパーツの色に合わせて選択するのがオススメ。自分の好きなギタリストの使用するギターにBigsbyが付いているなら真似しちゃいましょう。
音色の変化
Bigsbyによってギターからビブラートが出せます。ところでBigsby取付前後で、ギター本体の音色が変わるか気になりますよね。デジマートでBigsbyの取り付け前後で音の違いを確認する実験が行われていました。結論としてBigsbyを取り付けた後の音は、取り付け前よりもパワフル&ハイになるそうです。音がハッキリするという事なのでデメリットにはならない事が分かります。
Bigsby(ビグスビー)取り付けのデメリット
チューニングのズレ
ギターの弦をBigsbyで揺らすことで弦のチューニングが狂う可能性が高くなります。Bigsbyを使用したパフォマーンス直後はしっかりチューニングを確認しよう。
穴あけ加工
Bigsbyを取り付けるには、ギターに穴を開けてからネジ止めする必要がある。穴を開けるときに絶対にズレが許されません。失敗したら穴埋めの修理を専門に依頼する必要があります。節約したいからと自分で対応せず、プロに任せることをオススメします。工賃の相場は5千円前後です。
弦張替え
Bigsby最大の難所は弦張替えです。弦のボールエンドをBigsbyにひっかけてから、逆の先端をペグに通して巻いていくのですが、ボールエンドが外れやすくて一人でやるのが大変です。腕が3本あればやり易いかと…。
ただし上記デメリットの「穴あけ加工」と「弦張替え」は、後述するVibramate(ビブラメイト)で回避することが出来ます!
Vibramate(ビブラメイト)でデメリット回避
ギターへの穴開けが不要に!
ギターに穴を開けなくてもBigsbyを取り付け可能にする魔法のアイテム「Vibramate」!ギター本体とBigsbyの間に設置するだけで取り付けることが出来ます。穴あけ不要というメリットの他に、いつでもBigsbyを外したスタイルに切り替えられることが出来ます。結局ギターはBigsbyが有っても無くても、格好いいことに変わりはありませんからね♪
煩わしい弦の張替え対策に!
こちらも「Vibramate」から、弦張替えの煩わしさを解消してくれる魔法のアイテム。弦のボールエンド部分は、Bigsbyに備え付けたVibramateにひっかけます。これだけでギターの弦張替えがスムーズに行えるようになります。
Bigsby(ビグスビー)を手に入れよう!!
Bigsby(ビグスビー) B3 シルバー
ボディの薄いホロー・ボディやセミホロー・ボディのエレクトリック・ギター用
参考:SHERATON、ES-335等
Bigsby(ビグスビー) B5 シルバー
フラット・トップ・ソリッドボディ・ギター用
参考:SG、テレキャスター等
Bigsby(ビグスビー) B5 シルバー(テレキャスター)
Fender テレキャスターへBigsby B5を取り付けの際に必須のパーツ
Bigsby(ビグスビー) B7 シルバー
アーチトップ・ソリッドもしくはセミソリッド・エレクトリック・ギター用
参考:Les Paul Standard/Custom等
Bigsby(ビグスビー)で派手にパフォマーンスしよう
Bigsbyはギターを格好良くするだけのパーツではありません。ライブパフォーマンスで最高の演出をしてくれるアイテムです。好きなアーティストがBigsbyを付けたギターで演奏していたら真似したくなりますよね。自分自身でもBigsbyを使って最高のメロディを奏でてみましょう♪