ハンターカブがレトロかっこいい!味わい深いカブの世界
出典:http://www.murakimi-cohbow.jp/products/luggage_carrier.html
ハンターカブというバイクを知っていますか?本田技研工業が製造していた105㏄のオートバイで、正式名称は「CT110」といいます。スーパーカブをベースとした輸出車として開発されましたが、赤いルックスがレトロでお洒落な雰囲気で、日本でもマニアな人気を誇っています。
ベースはスーパーカブ
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ハンターカブはスーパーカブをベースにした輸出専用車として開発され、1980年から海外で販売されていました。日本で販売開始したのは1981年からで、当時本田技研工業はトレッキングバイクの入門モデルとして販売をしていました。当時の販売価格は159000円。
トレッキングモデルということもあり、キャンプ道具などを積み込める大型のキャリアを標準装備し、スキッドプレートやアップマフラーも搭載するなど、悪路を想定した仕様になっています。ステップも歯がついたものが装着されています。
当時のリリース資料は本田技研工業(株) CT110 プレスリリース 1981年10月1日を見てみてください。
頑丈で、燃費も良い!
CT110のエンジンは105cc4ストローク空冷2バルブOHC単気筒、クランクケースは郵政カブのMD90と同じものを使用しています。とても頑丈でタフなエンジンでさすが世界のホンダ!といった感じです。燃費も通常のカブに比べるとトレッキングバイクとして低速に絞っているためやや劣りますが、それでも35~40km/Lほどで、5.5Lのタンクと相まって長距離走行も可能になっています。
街にも自然にもなじむ懐の深いデザイン
赤い車体と大き目のデカールが独特なデザインのハンターカブですが、山にも街にもなじむデザインで、その懐の深さがうかがえます。
街中でもこの通り、存在感が際立ちながらもお洒落で街になじんでいます。たまにハンターカブが雑貨屋さんや美容室の前に止めてあるのを見かけますが、お洒落が好きな人に愛用されています。
ひめちゃんさん(@himetyan3)が投稿した写真 –
そして自然の中にあってもこの馴染み方。トレッキングバイクとして開発されただけあって、インスタグラムなどでもキャンプの相棒にしている方がおおいですね。わたしも林道をバイクで走っているとたまにハンターカブを見かけますが、なかなかいい走りをしています。
ハンターカブはどこにでも走っていける友達
ハンターカブは街でも自然の中でも存在感を失わず、それでいて景観にマッチする。奥深く味わい深いバイクですね。セカンドバイクとして使う人も多いですが、ずっと付き合う相棒におすすめです。
HONDA RIDING GEARホンダ ライディングギア/PVCラバー携帯ストラップ